腰痛について2

病院で「特に異常なし」と
言われてしまう
腰痛の原因は何でしょう?

まず、大前提として、当然の事ですが、地球上で過ごしている時点で、重力というストレスを全ての人が受け続けています。この重力を受けながら、私達の骨格や筋肉は、姿勢を維持していかなければなりません。
その為、長年の動作の癖や、生活習慣、筋力低下により、使っていない筋肉が血行不良を起こして、その部分の筋膜の癒着が強まり、更に体の動きを悪くして筋肉や神経の緊張を招きます。血行不良を起こすと、血液中の不要な疲労物質が患部に滞り、必要な酸素や栄養が不足します。すると回復力が低下し、その状態で日常生活を送ることになり、慢性腰痛に進行していきます。その過程で、前述した椎間板が傷ついたり、椎間関節に負担をかけ続ける事で、人それぞれの姿勢が出来上がっていきます。
なので、硬くなった筋肉の柔らかさを取り戻すと共に、しっかり動かせる様にしてあげないと、腰の下にある股関節・膝関節・足関節に上半身の重さが全てかかる為、高齢になってから関節の変形を起こすリスクが高まります。健康寿命を延ばす為にも重要な事です。

人間の体は、動いていた方が血行は良くなり、健康になる可能性が高まります。特に、筋膜は、「持続圧に弱い」という特徴がある為、この様な生活習慣は、筋膜の癒着や筋肉の血行不良を招きます。

  • 長時間
    立っている
    ことが多い
  • 長時間
    座っている
    事が多い
  • 寝返りを
    うたない

    で寝ている
  • 赤ちゃんを
    長時間抱っこ
    している

仕事中等は、なかなか難しいでしょうが、とにかく細目に体を動かすようにしましょう。
(例)
立つ・座る・歩く・肩を回す・首を回す・脚の屈伸をする・前屈・後屈・側屈・腰の回旋・ストレッチ各種等

それと、日常で陥りやすい悪い生活習慣を挙げておきます。

  • 脚を組む(いつも同じ側)
  • あぐらをかく
  • パソコンをのぞき込んでの作業
  • スマホの長時間使用
  • ソファーに腰を丸めて座る
  • ヒールや厚底の靴を履く
  • 横向きに寝転がってテレビを見る
  • 前かがみでの作業
  • 暴飲暴食

それ以外には、腕の使い過ぎや、首の問題、脚にかかる重心バランスの問題もあります。

あと忘れてはいけないのが「精神的ストレス」です。
精神的ストレスは、脳が緊張し、体を動かす運動神経までもが緊張してしまいます。脳が緊張すると、交感神経優位になり、筋肉が硬くなり、呼吸も浅く速くなります。自ら与えたストレスにより、筋肉の緊張を招き、血行不良及び痛みを引き起こしてしまいます。

最後に忘れてはならないのは、内臓や骨の問題から来る腰痛です。
腎臓・膵臓・胆嚢・胃腸・尿路・子宮・骨等、各器官の炎症や癌等、重大な疾患が隠されている可能性があります。

※この様な普段と違う痛み方を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。

  • 夜中に痛む
  • 横になって、じっと寝ていても痛む
  • 排尿・排便時に痛みを伴う
  • 温めると痛い
  • 今までにない様な痛み

さわやかバランス整体院では、硬くなった筋肉を覆っている筋膜の癒着を取り除き、痛みと血行不良の改善をし、正しい姿勢に導き、体本来の筋肉と関節の働きを取り戻す、運動機能改善を大きな目標で施術を行っています。
皆様一人ひとりの訴えに耳を傾け、その方に合わせた施術とアドバイスを行います。
そして、皆様が快適な生活を送れる様に、精一杯のお手伝いをさせていただきます。